12月15日(月)~1月15日(木)まで開催されておりました
「WEB限定開運お年玉プレゼント」のC賞「日本航空 成田空港整備工場
見学ツアー」が3月5日(木)、13時より約4時間にわたり開催されました。


第2旅客ターミナルビルから運行される社内連絡バスに乗車し、空港内の整備地区まで移動して、JALエンジンテクノロジー(株)(通称 JAL JET)の神戸 勇さんのご案内で、会社案内のVTRを見せていただいた後、参加者全員にプレゼントしていただいたJALロゴ入りのキャップをかぶって、実際に機体から取り外されたエンジンの分解、洗浄、検査、修理、組立、試運転を行う工場を見学しました。
年間約150台のエンジン整備を行うこの工場は約6万平方メートルの広さがあり、
工場内は分解組立工程と部品の修理工程を作業ごとにエリア分けされ、
大小さまざまなジェットエンジンを取り扱っています。
ボーイング777用のGE90という最大級のエンジンに取り付けられるファンブレードは、特殊金属で作られているため1枚700万円~1,100万円と高価でエンジンに22枚取りつけられていて、エンジン全体の価格も20億円以上とのことでした。こうしたエンジンは、機種によってまちまちですがおよそ1~4ヶ月の整備日数を経て各航空機に供給されています。

ブラックライトやX線を用いて、細かい傷・欠陥個所を見つけ出す装置など、緻密な航空機部品を扱う最前線を見せていただきました。機械油のにおいがひろがる工場内を、整備士の皆さんは三輪車に乗って移動なさっているのが印象的でした。
中でも迫力があったのは、エンジンの試運転「テストセル」の試運転台からエンジンがちょうど出てきた場面に遭遇したことです。このテストセルでは、ボーイング747-400用エンジンであれば準備を含めて約2日間かけてエンジンの性能確認を行っていて、約8,000リットルの燃料を使用するそうです。

続いて、(株)JAL航空機整備成田(通称 JALNAM)の加藤芳則さんのご案内で、自動車でいう車検を行う航空機の機体整備工場(ハンガー)を見学しました。
着陸した飛行機が、次のフライトまでのあいだに行う点検を「運航整備」と呼ぶのに対し、「点検整備」は、ボーイング777型であればおよそ7,500時間フライトをした機体の徹底的な点検が行われます。
成田空港にはJALグループのハンガー(格納庫)が4箇所あり、最も広い第1ハンガーの広さは東京ドームの1.8倍で、機体の長さが70メートル、主翼が60メートルあるボーイング747-400型 2機と767型 1機が収容可能です。このハンガーは、夏は40度を越え、冬の朝には3度を下回ることもある過酷な職場ですが、こうした点検を行う整備士の皆様は、5~6年の期間を経て国家資格である一等航空整備士の資格を取得し、航空機の安全運航のため日夜励んでおられます。


飛行機は、バックができません。トーイングカーと呼ばれる専用車で引っ張られ、滑走路に面した1枚72坪の大扉12枚を開いてハンガーに納機されます。
ボーイング777型ですと、10日間かけて点検を行います。


ヘルメットをかぶってハンガーに入ると、その広さと飛行機の迫力に圧倒されます。
1本120kg、直径1メートル弱はあろうかというタイヤは、おおよそ200回着陸ごとに交換されるそうです。
点検整備では、客室内のシートが取り外され、床下や天井など隅々までくまなく点検を行います。

この機体工場には、まもなくスペースシャトルで宇宙ステーションへと
旅立った若田光一さんも約3年在籍なさっていました。
こうした整備を経て新しく生まれ変わった機体が、
世界の空へと飛び立っているのです。
WEB限定開運お年玉プレゼント C賞「日本航空 成田空港整備工場見学ツアー」では、普段は決して見ることができないバックグランドを存分に堪能することができ、見学終了後にエンジンの廃棄部品で整備士が作った「携帯ストラップ」をプレゼントされた当選者の皆様にも、貴重な体験ができたことを大変喜んでいただきました。
当選者の声:
●飛行機が大好きで機種などの知識は持っていましたが、エンジンの修理といった作業は外部に委託するものだと思っていました。実際には、エンジン整備を専門に行う会社が自社の工場内で一貫して作業を行っていることを今回の見学ツアーで初めて知りました。飛行機が空を飛ぶ様子を当たり前のように見ていましたが、普段見られない舞台裏を見ることができて、童心にかえりテーマパークに行ったような充実した時間をすごすことができました。
●整備工場という、航空機の安全運航を維持するために欠かすことのできない第一線の現場では、たくさんの人たちが時間をかけて整備に取り組んでいることを目の当たりにしました。こうした見学ツアーを今後も継続して設けていただき、日本の物づくりや職人の技を守り、誇りを持って仕事に臨む人たちの姿を、一人でも多くの方に実際に見てもらえば素晴らしいと思います。
●日本の航空会社の整備技術は、外国の会社に負けないくらいの高いクオリティを持っていることがヒシヒシと伝わってきました。飛行機運賃は高いと思っていましたが、専門知識を習得しながら人の命を預かり、責任を持って働く整備士の皆さんの仕事ぶりを知って、価格にも納得しました。
今回は、第1回目としてWEB限定開運お年玉プレゼントを開催しましたが
関係各位に心より感謝するとともに、次回に向けて更に充実した企画を
実施してまいりますのでどうぞご期待ください。
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