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成田国際空港の出発ロビーに端午の節句飾が展示されました。

 

この展示は、千葉市伊勢源本店様のご提供によるものです。
空港をご利用になる各国のお客様に、日本の伝統工芸の美しさや、それにこめられた日本人の心を知っていただく為に続けられています。

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写真左:成田国際空港第2ターミナルビル 3階出発ロビー中央
写真右:成田国際空港第1ターミナルビル 4階南ウィング出発ロビー

端午の節句は、奈良時代から続く古い行事です。
当時は邪気を避け魔物を祓う薬草とされていた菖蒲をよもぎと共に軒にさしたり、お湯にいれた菖蒲湯として浴し、無病息災を願いました。

時代が武家社会に移り、「菖蒲」と「尚武」をかけた尚武(武士を尊ぶ)節句となりました。
この流れを受けて、江戸時代には徳川幕府の重要な式日が5月5日と定められました。
大名や旗本が式服で江戸城に参り、また将軍に男子が生まれると、玄関前に馬印やのぼりを立てて祝いました。

こうして時代と共に、身を守る鎧や兜を飾り、こいのぼりを立て、男子の誕生と成長を祝うお祭りとなったのです。

勇壮な飾りが見事な立派な鎧兜です。
多くの外国人のお客様が、初めて見る鎧兜の勇ましい姿に感動され、記念撮影をしたりと、とても楽しんでおられました。

【展示期間】 5月7日(月曜日)まで
【展示場所】
成田国際空港第1ターミナルビル 4階南ウィング出発ロビー
成田国際空港第2ターミナルビル 3階出発ロビー中央