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房総のむらは印旛郡栄町龍角寺にある自然や房総の伝統的な歴史、生活様式などを見学するだけではなく直接体験することの出来る博物館です。近隣には坂田ヶ池総合公園や大和の湯など家族でレジャーを楽しみ、ゆっくり疲れを癒すことが出来る施設があり何度も足を運んでも毎回新しい発見があるエリアです。
竜角寺という地名の由来は雨を降らせた竜伝説というのが印旛沼にあって、日照りに苦しむ村人の為に印旛沼に住む心優しい竜が雨を降らせたのですが、それを認めない竜王の怒りに触れてしまい体を三つに裂かれてしました。その義理堅い竜の供養の為にと頭が落ちてきた安食に竜角寺、腹は本埜の竜腹寺、尾は八日市場に竜尾寺を建てたと言います。
そういった伝説のある地に作られた房総のむらは、約51ヘクタールを誇る広大な敷地は「ふるさとの技体験エリア」と、歴史と自然を学ぶ「風土記の丘エリア」に分かれています。
「ふるさとの技体験エリア」では江戸時代後期から明治初期における房総の商家、武家屋敷、農家などが再現されており、農家では上総地方、下総地方、安房地方と、同じ千葉県でも異なった様式を別々に再現しています。
また、武家屋敷は佐倉藩の中級武士の家を再現し、商家はそば屋、お茶屋、鍛冶屋などその他にもたくさんあり、さながら時代劇の一場面に入り込んだような体験が出来ます。
実際にテレビのロケ地としても有名で、最近ではNHK大河ドラマの「新撰組!」やNHK連続テレビ小説「純情きらり」などの撮影も行なわれました。
「ふるさとの技体験エリア」の一番の特徴は農家や商家の中に実際に入ることが出来るということで、例えば呉服屋の畳部屋の奥の帳場に腰を下ろしながら呉服屋のご主人のような雰囲気を味わう、と言った事も出来るのです。
さらに季節ごとにものづくり体験や農業体験、郷土料理作り体験など実に多種多様に富んだイベントも用意されています。
「風土記の丘」エリアでは風土記の丘資料館。原始・古代・中世の遺跡から出土した考古関係資料を収蔵・展示しています。ナウマン象の骨格模型や縄文土器など貴重な歴史資料を見ることが出来ます。また、6世紀~7世紀頃の、周囲に埴輪が配置された築造当時の姿を再現した『101号古墳』や全国最大級の規模を持つ『岩屋古墳』を間近で見ながら竜伝説にも思いを馳せたり、古代の日本の壮大さを感じることが出来るのではないでしょうか。
【アクセス】
【房総のむら】
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