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「関東の山車人形展と成田祇園祭展」、「特別講演会及びシンポジウム」について

関東の山車人形展と成田祇園祭展

成田伝統芸能まつり実行委員会では、「成田祇園祭」の開催期間に合わせて、普段は見ることができない江戸から明治・大正期を中心に活躍した高名な人形師の手による関東各地の祭礼で使用される山車人形27体と、市内在住の岡﨑典利氏が制作した成田祇園祭で引き廻される山車のミニチュア模型10台などを展示する「関東の山車人形と成田祇園祭展」を6月1日から7月7日まで開催いたします。

>講演会及びシンポジウムの開催について

開催日

前半展示期間2024年6⽉1⽇(⼟曜⽇)から6⽉16⽇(⽇曜⽇)まで

後半展⽰期間2024年6⽉22⽇(⼟曜⽇)から7⽉7⽇(⽇曜⽇)まで

※月曜日休館

※6月18日(火曜日)~21日(金曜日)は入れ替え期間となりますが入場は可能です

ポスターPDF

関東の山車人形展と成田祇園祭展(PDF:1,579KB)

場所

〒286-0033 千葉県成⽥市花崎町828-11スカイタウン成⽥4階・5階
成⽥市⽂化芸術センター スカイタウンギャラリー(外部サイトへリンク)

※駐車場に限りがございますので、お越しの際は公共交通機関のご利用にご協力ください。

山車人形一覧

前半展示 2024年6月1日(土曜日)から6月16日(日曜日)まで

 

藤原秀郷(ふじわらのひでさと) 成田市本町


人形師:山本 福松
制作年:明治35年(1902年)

 

神武天皇(じんむてんのう) 成田市仲之町


人形師:山本 福松
制作年:明治33年(1900年)

 

素戔嗚尊(すさのおのみこと) 久喜市本壱祭典保存会


人形師:古川 長延
制作年:明治29年(1896年)

 

神功皇后(じんぐうこうごう) 本庄市児玉仲町


人形師:東宝斉寿山請負浪花屋七郎衛
制作年:明治28年(1895年)

 

源頼朝(みなもとのよりとも) 赤坂氷川山車保存会


人形師:不明
制作年:昭和60年(1985年)頃

 

八幡太郎義家および鎌倉権五郎景正 (はちまんたろうよしえおよびかまくらこんごうかげろうかげまさ) 鎌倉市極楽寺八雲神社祭典部


人形師:不明
制作年:明治31年(1898年)

 

金太郎(きんたろう) 相模原市當麻田囃子連


人形師:不明
制作年:明治27年(1894年)

 

豊島左衛門尉経泰(としまさえもんのじょうつねやす) 入間郡越生町上町区


古川 長延
制作年:明治19年(1886年)

 

楠木正成(くすのきまさしげ) 甘楽郡下仁田町仲町祭典


人形師:山本 鉄五郎
制作年:江戸後期~明治初期

 

天照大神(あまてらすおおみかみ) 栃木市万町一丁目


人形師:三代目 原舟月
制作年:明治26年(1893年)

 

日本武尊(やまとたけるのみこと) 栃木市万町二丁目


人形師:三代目 原舟月
制作年:明治26年(1893年)

 

素盞嗚尊(すさのおのみこと) 栃木市万町三丁目


人形師:三代目 原舟月
制作年:明治26年(1893年)

 

楠木正成(くすのきまさしげ) 深谷市本町


人形師:纏屋 堀越 真二
制作年:令和3年(2021年)

 

関羽雲長(かんううんちょう) 佐倉市仲町


人形師:三代目 原舟月
制作年:不明

後半展示 2024年6月22日(土曜日)から7月7日(日曜日)まで

 

須佐之男命(すさのおのみこと) 昭島市拝島志茂町屋台保存会


人形師:不明
制作年:不明

 

素戔嗚尊(すさのおのみこと) 桐生市本町四丁目


人形師:松本 喜三郎
制作年:明治8年(1875年)

 

素戔嗚尊(すさのおのみこと) 本庄市台町


人形師:東宝斎壽山
制作年:明治18年(1885年)

 

加藤清正(かとうきよまさ) 本庄市七軒町


人形師:松寿軒 米富久
制作年:昭和8年(1933年)

 

源頼義(みなもとのよりよし) 赤坂氷川山車保存会


人形師:松雲斎徳山(松崎福松)
制作年:弘化3年(1846年)

 

猿(さる) 赤坂氷川山車保存会


人形師:山本 鉄之
制作年:不明(明治44年(1911年)修復)

 

翁二人立(おきなににんだち) 赤坂氷川山車保存会


人形師:不明
制作年:文久3年(1863年)伝

 

浦島太郎と猩々(うらしまたろうとしょうじょう) 高崎市倉賀野町仲町文化財保存会


人形師:横山 共之(朝之)
制作年:明治7年(1874年)

 

日本武尊(やまとたけるのみこと) 佐倉市上町


人形師:二代目 仲 秀英
制作年:嘉永3年(1850年)

 

玉ノ井龍神(たまのいりゅうじん) 佐倉市二番町


人形師:不明
制作年:不明

 

楠木正成(くすのきまさしげ) さいたま市大宮区下町明美自治会


人形師:山本 周五郎
制作年:昭和2年(1927年)

 

新田義貞(にったよしさだ) さいたま市大宮区宮町自治会連合会


人形師:不明
制作年:不明

 

静御前(しずかごぜん) 石岡市守横町


人形師:三代目 米福
制作年:昭和44年(1969年)

 

人形師情報

原 舟月(はら しゅうげつ)
江戸時代後期から明治時代にかけて活躍した人形師。
初代樋口舟月、通称金五郎は大坂生まれ。根付師としてその名を知られ、安永7年(1778年)頃に雛人形作りを生業にするため江戸に下り「古今雛」を考案。日本橋十軒店(じっけんだな)雛市に店を構え、大繁盛しましたが、大きな古今雛や江戸では造られていなかった御殿雛を手掛けたことにより、江戸所払いとなりました。
二代目・通称金太郎は、雛人形や5月の兜(武者)人形、また、山車人形も手掛けていましたが、華美を禁止する寛政の改革に触れ、雛人形の没収を受けています。
三代目・通称徳太郎は、18歳の時に病床の二代目から跡を継ぎました。二代目が制作した山車人形の修復依頼もありましたが、山車本体の制作にも携わり原舟月独自の構造を持つ「山車1本」の制作へと変遷していきました。

主な作品
<千葉県>佐倉市仲町・関羽雲長
<埼玉県>本庄市宮本町「日本武尊」、本庄市仲町「神武天皇」、飯能市原町「神武天皇」
<栃木県>佐野市久保町「福禄寿」、栃木市萬町一丁目「天照大神」、栃木市萬町二丁目「関羽雲長」「日本武尊」、栃木市万町三丁目「素戔嗚尊」「張飛翼徳」
<東京都>八王子市横山三丁目「羅陵王」、八王子市八日町「素戔嗚尊(頭)」、八王子市八幡町「神武天皇(頭)」
<群馬県>高崎市新町第二区「武内宿禰」 
など

仲 秀英(なか しゅうえい)
代々、3月の雛人形、5月の兜(武者)人形を制作していたと言われています。
初代については不明ですが、二代目は藤原光信といい、江戸時代後期に雛人形市で有名な十軒店(じっけんだな)に店を構え、また、最上位の人形師に与えられる法橋の称号を名乗ったとされています。江戸三代雛職人、「原舟月、川端玉山、仲秀英」として有名です。
嘉永3年(1850年)に39歳の若さでこの世を去ります。
その後、「田中惣七」が継ぎ、三代目として活躍しましたが、彼も明治20年(1887年)頃に起きた火災事故により死去したと言われています。

主な作品
<東京都>青梅市森下町「竹内宿禰」
<千葉県>佐倉市上町「日本武尊」、佐倉市弥勒町「八幡太郎」、印旛郡酒々井町「小野道風」
<埼玉県>加須市本町「蘭陵王」、川越市仲町「羅陵王」、川越市幸町「翁」、川越市大手町「天鈿女命」、川越市六軒町「三番叟」
など

横山 友次郎(朝之)(よこやま ともじろう(ともゆき))

横山朝之は初代・祖父某、二代目・友藏、三代目・新藏、四代目友次郎と名前が受け継がれていました。
横山の制作した人形は雛人形師が作成したものとは違い、幕末から明治にかけて活躍した「生き人形」の流れを汲む作風として知られています。
現在、史料として残っているものは、「明治十二年東京市浅草区榊町一番地 横山新藏 六十四歳」という記録と、「明治参拾五年第九月五日 東京市浅草区榊町壱番地 横山友次郎」と記載された埼玉県本庄市上町の見積書があります。

主な作品
<千葉県>佐倉市肴町「竹生島龍神」、市川市三丁目「竹内宿禰」
<埼玉県>本庄市泉町「竹内宿禰」、本庄市上町「神功皇后」
<群馬県>渋川市中ノ町「龍神」、高崎市倉賀野仲町「猩々」「浦島太郎と猩々」
など

古川長延(ふるかわ ちょうえん)

文政9年(1826年)に生まれ、天保9年(1838年)13歳で二代目仲秀英の弟子となり、11年後には仲英真の名前をもらい十軒店に自分の店を構えます。
長延が拵えた作風が師匠に似ており、評価が良かったために師匠の恨みを買い、もらった名前を返上して「泰精斎 古川長延」と名乗り本郷湯島天神町に店を構えました。

主な作品
<東京都>荒川区「稲田姫」、「熊坂長範」、「鎮西八郎(源為朝)」、港区 「神武天皇」
<千葉県>香取市佐原下宿「源頼義」
<埼玉県>川越市松江町二丁目「浦島太郎」、久喜市本町一丁目「素戔嗚尊」、越生町上町「豊島左衛門尉経泰」
<茨城県>石岡市金丸町「弁財天」、潮来市八丁目「静御前」
など

山本 福松(やまもと ふくまつ)

幕末から昭和初期に活躍した生人形師で、初代は明治時代に活躍し、山車人形の制作で有名でした。浅草六区に住んでいて、明治41年(1908年)頃に死去したと云われています。
浅草の見世物小屋で松本喜三郎と生人形の合同興行や浅草花屋敷の菊人形展を手掛けていました。菊人形は頭や手足が人形で、体を菊で作られた等身大の人形です。
初代の死後、後を継いだ二代目は、菊人形、山車人形作りに携わりましたが、特に市松人形のような生人形作りが有名です。
昭和11年(1936年)突然廃業を宣言し、昭和36年(1961年)75歳で死去しました。

主な作品
<千葉県>成田市本町「藤原秀郷」、成田市仲之町「神武天皇」 
<群馬県>高崎市和田町「菅原道真」、高崎市八島町「神功皇后」、高崎市南町「楠木正成」、高崎市歌川町「藤原定家」、高崎市相生町「源為朝」
など

入場料

無料

 

ミニチュア山車展示

期間:2024年5月17日(金曜日)から5月27日(月曜日)まで

場所:成田国際空港第1ターミナル 4階 北ウイング 出国審査場前広場

内容:岡﨑氏が制作したミニチュア山車10台のうち5台を展示

 

演会及びシンポジウムの開催について

日時

2024年6月23日(日曜日)13時から15時10分(予定)

場所

〒286-0033 千葉県成田市花崎町828-11 スカイタウン成田3階
成田市文化芸術センター なごみの米屋 スカイタウンホール(外部サイトへリンク)

講演会

日時:2024年6月23日(日曜日)13時00分から14時00分まで

講師:林 直輝 氏
日本人形文化研究所所長、日本人形玩具学会理事
テレビ番組「開運!なんでも鑑定団」の日本人形鑑定士、凧絵師

テーマ:「関東の山車人形―江戸の祭礼文化と人形師―」

時間:60分(質疑応答10分含む)

シンポジウム

日時:2024年6月23日(日曜日)14時10分~15時10分

メンバー:林直輝氏、鶴岡勝人氏(佐倉山車人形保存会事務局長)、奈良彰一氏(桐生祇園祭保存会役員)、関根賢次氏(成田市副市長)

テーマ:「祇園祭と山車人形について」

時間:60分

申込について:
6月1日(土曜日)よりWEB申込開始
URL: https://logoform.jp/f/FzScG(外部サイトへリンク)

定員:225名(事前申込制)

ポスター(PDF:871KB)

お問合せ

成田市観光プロモーション課
TEL:0476-20-1540
メールアドレス:kanpro@city.narita.chiba.jp

 

 

 

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