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開催場所:成田山新勝寺
成田山新勝寺では、真言宗の宗祖である弘法大師と、弘法大師の教えを再興された興教大師の御誕生月が6月であることから、毎年6月に御誕生行事が執り行われます。この行事の一つとして、期間中の土・日曜の2日間にわたり、成田山光輪閣において成田山写経大会が盛大に開催されます。
仏教が日本に伝えられた奈良時代から現代に至るまで、日本人と写経には深いつながりがあります。
古くは、仏さまの教えを後世に伝え広めるため書き写したのが始まりで、印刷技術が発達していなかった当時、貴重な経典を複製するために確実に書き写していくために、現在の印刷会社のような機関が、数多くの人たちの働き口として官立で設置されたほどだったそうです。
近年では、仏さまのご利益をいただくために行われるようになりました。
現代は、技術の進歩とともに豊富な印刷物を手にすることができるようになりましたが、IT技術が溢れる今、敢えて写経の効用に注目が集まっています。筆を手に取り、一字一字を心静かに書きあげていくことで、指先を使い、脳の活動が活発になるという効果があるというのです。
集中力を高め、正しい姿勢で写経をしていると、自然と心が落ち着いてきます。平常心を保ち、頭が冴えることによって、学業にも専念でき、仕事にもいつも以上の力を発揮できるのではないでしょうか。
一筆ずつ経文を書き写すあいだ、墨のかおり、筆の感触といった「書の文化」に五感で触れることによって、私達が忘れかけていた日本文化の良さが思い起させてくれる写経について詳しくは、「FEEL成田 写経のすすめ」をご覧下さい。
この写経は、成田山平和大塔にある写経道場において毎日受付を行っており、どなたでも写経体験をしていただくことができますが、今回の成田山写経大会では、般若心経を浄書し、納経法会を執り行い、法話を聞いていただいた後、更に別席で坊入(精進料理)の接待を受けられます。
坊入は、通常ですと大護摩御祈祷をなさった方だけが体験できる接待で、今回の写経大会での坊入は非常に貴重な機会と言えます。
皆様も是非この機会に、写経大会にご参加になってはいかがでしょうか。なお、成田山写経大会へのご参加については、お申込が必要となりますので、詳しくは成田山新勝寺 写経大会事務局までお問合せ下さい。
また、成田山新勝寺では、弘法大師・興教大師御誕生の行事として、弁財天祭礼と御誕生法会が執り行われます。
弁財天祭礼
日時:6月8日(土曜日)・9日(日曜日) 場所:弁財天堂
御誕生法会
日時:6月15日(土曜日) 場所:大師堂
2024年6月8日(土曜日)・9日(日曜日)の2日間
成田山新勝寺 光輪閣4階 【納経法会】大本堂
9時30分 受付開始 光輪閣1階ロビー
10時30分 開会・読経・静観・写経(心経1巻)・納経
12時30分 坊入り(精進料理)
13時30分 散会
両日とも300人
道場参加 5,000円(当日受付にてお納め下さい)
ウェブページにて予約<https://airrsv.net/naritasan/calendar>(外部サイトへリンク)
※日時を写経大会開催日に指定してお申込みください。
申込締切:2024年4月28日(日曜日)から5月31日(金曜日)まで
写経セット申込フォームからお申込みください。各御護摩受付所でもお申込みいただけます。
写経セット申込フォーム<https://www.naritasan.or.jp/lecture/shakyoset/>(外部サイトへリンク)
成田山新勝寺 写経大会事務局
TEL 0476-22-2111(8時00分~16時00分)
https://www.naritasan.or.jp/(外部サイトへリンク)
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