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あじさい○○

あじさいの学名は「水の容器」という意味のhydrangea(ハイドランジア)。まさに雨の季節に水を湛えて咲く花の名にぴったりです。6月~7月の梅雨時に青紫から赤紫の美しい花を咲かせます。

花のように見える部分はガクが大きく発達したものです。ガクの中心部をよく見てみると、とても小さい花弁が顔をのぞかせています。あじさいの花色は、その土地の酸性度によって色を変えます。酸性度が高い土壌では青みが強くなり、低いと赤みが強くなります。

日本では、ほとんどの土質が酸性なので青い花が咲くことが多いそうです。赤い花を咲かせたい場合は、苦土石灰や消石灰などを痛めない程度に施して酸度を調整すると良いそうです。また時間の経過と供に花色が青から赤へと変化する品種もあります。

移り行く色のグラデーションは大変美しく、色とりどりの花々は私達の目を楽しませてくれます。